贈るタイミングは、就任後、栄転後（就任、栄転の当日以降）の仏滅以外に贈るのが一般的です。
上場企業などの大会社では就任の１～２ｹ月前に新聞などのプレス発表があったりし、就任されることは確実ですので、就任前に贈られるケースもあります。
ただし、現社長も在任中ですので、お祝いの花を贈る場所、タイミングは、一度その会社の総務、秘書関係の方に問い合わせた方が良いと思います。会社に届けずに自宅届けるということも一案です。

栄転の場合は赴任先に贈ることになります。

また、新社長の就任と同時に、現在の社長が会長職などに就任する場合は、宛名を連名にするのではなく、それぞれの方にお花を1鉢ずつ贈るのが一般的です。

ご予算や取引先との関係にもよりますが、社長などの重要なポストにつかれる場合、４~５万円程度の豪華な胡蝶蘭が多いようです。
色は清楚、清純、新しいスタートをイメージさせる白色が定番です。女性に贈られる場合は、ピンク色などもよくあります。
上司の栄転祝いでは２~３万程度の胡蝶蘭、部下の昇進祝いで１~２万円程度の胡蝶蘭が多いようです。
また、栄転祝いでは何人かの連名で贈られることもよくあります。

御祝、祝、祝ご就任、祝ご栄転、祝栄転、祝昇進、祝○○大臣就任、ご就任御祝、社長就任御祝、などと朱色で記入し、黒字で贈り主などの名前を記入します。

（祝札の記入例）

●パターン1
御祝
株式会社 ○○○○　代表取締役 ○○○○ 様へ
株式会社 △△△△　代表取締役 △△△△ 与利

●パターン2
御祝
株式会社 ○○○○　代表取締役 ○○○○ 様へ
株式会社 △△△△　与利

メッセージカードは無料でお作りします｡（64文字以内でお願い致します｡）

（記入例）

●祝ご栄転
○○支店　○○支店長様
ご栄転おめでとうございます。
　○○支店営業部一同　より

●祝昇進
営業部部長ご昇進おめでとうございます。
さらなる飛躍と、より一層のご活躍をお祈り致します。
○○支社　支社長　○○○○